高齢者の計算脳トレ

今回の計算ドリルは、穴埋め計算問題です。推理力が維持・向上されます。また数字を使った脳トレになりますので、情報処理能力全般が使われてきます。

私たちの日常生活動作は、

目で見る（認知）
脳で処理する（判断）
行動する（操作）

の連続で行われています。私が「認知・判断・操作」と言う言葉を初めて耳にしたのは、自動車運転教習所でした。最近では、高齢者の自動車事故が多く起きているのは、皆さまご存知だと思います。先日も大きな事故が２件テレビのニュースでも流れていました。ご不幸に遭われた方々、この場を借りてご冥福をお祈りします。

脳の機能が低下すると、この「認知・判断・操作」が著しく低下します。特に情報処理能力が関わっているとも言われます。

年齢を重ねるごとに必ず低下する脳の機能を、やはり普段からトレーニングすることが大切になってきます。家族が、特に65歳を過ぎるような両親でしょうか？同じような事故を起こしてしまったら、どうしようもありませんよね？普段から、家族が気にして、認知機能が低下しているようでしたら、車の免許は取り上げるべきだと思います。

「交通手段がなくなるから、、、、」

などと言っても関係ありません。それが理由で他人の命を奪うようなことは、それが意図したものでない場合でも、絶対にあってはならないことです。

そうならないためにも、日常生活から、運転している高齢者がいらっしゃる家庭では常に気を付けて欲しいものです。

そのため、当サイトの脳トレを普段からやってもらい、定期的にチェックするのことも１つの手段だと思います。

兆候があるようならば、専門機関に受診し、ご家族も免許の返納を進めていきましょう。

医療・介護従事者ならばご存知だと思いますが、長谷川式簡易知能評価スケール（HDS-R）と言う簡易的にできる検査があります。Googleで検索したらすぐ出てきますので、ご家庭でも検査してみるのも良いと思います。

今回は、情報処理能力を鍛える、無料プリント問題を作りましたので、医療・介護施設やご家庭でもお使いください。

無料プリントダウンロード画面